電動ろくろのコツが詰まったDVD教材の販売サイト。TVチャンピオン《優勝》の陶芸王・森裕紀氏が教えます。

上達するステップ

上達するステップ


では実際にあなたにしていただくことを説明します。

その1 今までの常識を取り除き、絶対に上達すると覚悟を決めてもらいます。
               
その2 10ステップのカリキュラムを順番に進めてもらいます。
               
その3 終了後以前の作品と比べてもらい、にんまりしてもらいます。



これだけです。

えっ?もう少し詳しく?

わかりました。

《私が指導で心がけている3つの点》

  1. 基礎が身につくまでは途中で好きな物を作らない。
  2. 土を作ることをおろそかにしない。
  3. 作る作品には順番がある。




1.基礎が身につくまでは途中で好きな物を作らない。


教材を始める上で、原則として基礎が身につくまでの間は、他の物を作らない
と言う約束だけはしてください。

折角基礎を作ろうと言う時に他の事をされるとそれは難しくなります。

ロクロの基礎が出来ないうちに「○○を作りたい!」っと言われても
それはちょっと許可出来ないですね。

そうした方は他所へ行ってくださいと。

でもまあ、この教材のカリキュラムに沿ってしていただければ
他のものを作る暇は無いと思います。

カリキュラムを進めていくとたくさん器が出来ます。
その出来た器の釉薬、絵付けなどは自由にしていただいてかまいません。
しばらくはそれで我慢してください。

・・・ただ全くダメというわけではなく、例えば角底湯呑までできるようになったから
似た器の応用でコーヒーカップを作ってみる、などは構いませんよ。
その分上達は遅くはなりますけどね。

まだ習得してないものを勝手にするのは止めてくださいということです。

上達しているときにはそれなりに上手にできちゃったりするんです。
でもその精神が好きじゃないんです。



2.土を作ることをおろそかにしない。


作りが料理法、装飾が味付けなら、土は素材に当たります。

だからとっても大切。土は重要です。

土の作り方をきちんと覚えてもらいます。
「荒練り」、「菊練り」、「土殺し」です。

普通、荒練り→菊練り→土殺しと進んでいきますが、
この中で最も大切なのはなんでしょうか?

それは「荒練り」なんです。



教室によっては荒練りを教えないようですが・・・。

「菊練り」は有名ですが、
「菊練り」より「土殺し」、
「土殺し」より「荒練り」がより大切です。

荒練り>土殺し>菊練り

この順です。

難しさとは違います。荒練りは簡単です。

菊練りは見た目がきれいですが所詮空気を抜くためのもの。

荒練りは土質を均一にするためのもの。

目的が違います。

菊練りはそれだけでは空気が抜けません。
だからその後に土殺しを入念にやって空気を抜いてやる必要があるのです。




3.作る作品には順番がある。


土が出来て、さあ器を作るぞと作り始めたときに
作る器の土の量を瞬時に判断して区切ります。(土取り)
そしてこの土をサイズは違えどどの器も朝顔状にします。(ばい挽き)

この土の量を瞬時に判断して大まかな形に出来るようにすることを
まずは体で覚えてもらいます。

そのあと、お待ちかねの器作り。

ですが、この器作りの前には、これから作る器用の道具を作ってもらいます。

道具作りは少し手間が掛かりますので、
初めは講座に入れようかどうしようか迷ったのですが、先ほども言った通り、

「最短で最高に上達するということを考えると始めから道具を作っていただく方が良い」

という結論になりましたので収録しました。

ですので、道具作りはロクロ作りの工程の一部と考えて行ってください。



で、器を作っていきます。



煎茶湯呑→丸底湯呑→角底湯呑→一輪挿し→筒花入れ



と順番に作っていきます。

それぞれ「サイズ」「重さ」「個数」を指定しますので
その通りに作っていただきます。


最初はまず煎茶湯呑を作ります。
煎茶湯呑では道具(ヘラ)の使い方を学びます。


そして、次の丸底湯呑では深さがあって手の届かない器を
ダンゴという道具で作ることを学びます。


さらに次の角底湯呑というのはお寿司屋さんに良くある円筒形の湯呑ですが、
ここでは腰の部分の角さを出す手の使い方を学びます。

角底湯呑がきちんとできるようになると一段落でしょうか。
(丸底とか角底とか言うのは上から見てではなく、横から見た形のことです。)


次の一輪挿しでは口の狭い器を柄ゴテという道具を使って作ることを学びます。


そして最後の筒花入れでは土の伸びの限界を知っていただきます。
(寸胴〈ずんどう〉とも言います。円筒形の花入れです。)


この順番で段々と高さがあるもの、道具の使い方が難しいものを学んでいきます。
一歩一歩無理なく技術を上げていくことができます。


それぞれ水挽きと削りを学んで、次に行きます。
同じものを複数作る練習もしてもらいます。

急ぐ必要はありません。

出来なくても嘆く必要はありません。


出来るまでする。


それだけです。



どんなに習得が早い方でも、一輪挿しまではスムーズに行けても

筒花入れで止まります。

100%止まります。

実は、これが出来るかどうかがプロとアマの分かれ目です。プロの登竜門です。
セミプロを目指す方も避けては通れないところです。

でもこれは初めは作れないですよ、全員。



もう少し話をしますね。

この筒花入れ、具体的には2kgの土を使って
水挽き時のサイズで直径12cm、深さが30cmのものを作ってもらいます。

これができないんです。

“28cmの壁”があるんです。(笑)

それまでの段階をきちんと学んでいれば、ある程度土の伸びも分かるようになっています。

だから、きちんと習得できていれば28cmぐらいまでは行けると思います。

でも30cmを超えられない。

さあどうするか?

この土の伸びの限界を理解できると、もう私が教えることは何も無いんです。

後は自己流でして頂いてもどんどん伸びていきます。

ロクロをマスターするとはここを突破できるかどうかです。

これが出来るようにならない限り、何十年やってもそれ以上上達はしません。

壺が作れるようになるには筒花入れは必修です。
筒花入れを膨らませたものが壺ですから。

がんばって作れるようになりましょうね。^^


(補足:数行上で「…教えることは何も無い」と言い切っちゃいましたが、
 基礎の部分については、ということです。逆に言えば、ここまで来られて
 ようやく私が本当に教えることができるようになったとも言えるんです。)


内容のおさらい


◇基礎(下準備)

◇基礎(下準備)

◇基礎(器作り)

◇基礎(器作り)



それぞれ、動画でコツを余すことなく説明しています。
説明をしながら作っています。

え?これ以外を作りたいって?

あのね、このカリキュラムが出来るようになるとほとんど出来ます。

たとえばお酒の徳利(とっくり)なんか一輪挿しと似てるでしょ?

あと出来ないものは応用でがんばってください。


え?お皿?

それは基礎にはわざと入っていないのです。

というのは、皿は別物と思ってください。
横に広がるので難しいのです。

皿を別にやらなくても筒花入れまでできればそれなりには十分出来るようになっています。

ただ完璧に作ろうとしたらこれは年月が掛かる。

皿のヘラ当ては難しい。

大皿とかの難しさはまじヤバイです。

どんぶり、ラーメン鉢あたりも高度です。

そういうことです。


まずはとにかく筒花入れの悟りまで到達してください。


今の時点で大皿とか急須とかを収録しても全く無意味ですから。

早く上達しようとすることはいいのですが、
順番を飛ばすことはしないで下さいね。


たとえば大皿を作りたいと思っても、いきなり大皿だけ練習しても絶対に無理なんです。

東大に行きたい小学生が、いきなり東大の入試問題をしても意味がないのと同じです。


私が教える方法以上に早く正しいロクロをマスターする方法は

・・・おそらく無いと思います。・・・無いんじゃないかな?無いに違いない!(笑)


あったらぜひ教えてください。
早くてもいい加減な方法はダメですよ。

さらに応用編として

前述の5つの器でも十分とは思いますが
今回、さらに応用編として3種類の作品を加えました。


◇応用編(器作り)



」、「」はともに小振りのものですが参考にしてください。

壺は3kgの土で作っています。
皿は口径約15cmのものです。(水挽き時17cm弱)

タタラ皿」も一種類収録しました。
これはロクロではありませんのでいつ作られてもかまいません。
タタラ作りは陶芸初心者でも比較的きれいなものができますので
息抜きにでも作ってみてください。

存在感が違う”タタラ皿の作り方をお教えします。



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