電動ろくろのコツが詰まったDVD教材の販売サイト。TVチャンピオン《優勝》の陶芸王・森裕紀氏が教えます。

陶芸が上達する人としない人の違いとは?

陶芸が上達する人としない人の違いとは?

陶芸で一番大切なこととは?

まずはあなたに質問です。

陶芸で一番大切なことって何だかわかりますか?

これは電動ロクロに限らず「陶芸が上達するかしないかを分ける最も大きな違い」です。


 「才能?」

       ・・・いいえ、違います。


 「センス?」

       ・・・いいえ、違います。


それらは関係ありません。

確かに、人によって多少の器用、不器用は存在しますが、
基礎を習得するということについて言えば、
遅かれ早かれ、到達する地点というのはみんな同じです。

私は今まで多くの生徒・・・特に他の教室で陶芸を経験されていた生徒・・・
を見てきて、発見してしまいました。


  ・・・それは、「先生」です。


つまり、「誰に教わったか。」です。


特に、「初めに基礎を良い先生に教えてもらったかどうか。」なのです。



穏やかに語っていますが、これはとても重要です。

基礎を良い先生にしっかりと教えてもらった生徒さんは、
その後、年月を経るにつれて益々腕を上げていきます。

ですが、初めに基礎を習った先生が怪しい場合、
何年と長くされていてもほとんど上達しない方が多いのです。

もちろん長く経験されている方でも素直な方は上達しますよ。

でも頑固な方の場合、初めにいい加減な先生に習ってしまうとまず上達は難しいですね。


その違いは、技術的なことはひとまず置きますが、
先生の性格によるところが大きいと思います。

 「どこまでこだわって作るか」
 「どこまで丁寧に仕上げるか」
 「どこまでで良しとするか」

そういった陶芸に向かう姿勢が大きく影響しますので、
初めは丁寧で几帳面な先生が好ましいと思います。

陶芸教室の実情

先生選びが重要ということを申しましたが、陶芸に向き合う姿勢以外に、
現実的な話をすれば、やはり技術的な側面です。

特に、電動ロクロ。

あなたは陶芸を始める上で、

 「どこの陶芸教室も同じ。」
 「習うより慣れろだから長くやっていると自然に上達する。」
 「ロクロにコツは無い。時間に比例して腕も上がる。」

こうした言葉を聞いたかも知れません。

でも、もしあなたがロクロを正しくマスターしたいなら、
それも短期間でマスターしたいなら
これらの言葉にはあまり耳を貸さないことです。

そうした言葉を言われる方は、単に他の教室や他の先生を知らないだけです。


ある先生の下では1年で学べることが、
別の先生の下では5年経っても、10年経っても学べない、
こういうことはよくあります。


もちろん、長くしていると、装飾(デザインや釉薬とか)の経験は増えていきますよ。
でも、作りの技術は相変わらず下手なまま。

やることはデザイン、釉薬、絵付け、焼成の研究など。
でも、作りの未熟さについてはおそらく永遠に気が付かないのだろうな・・・
という方は多いです。

もちろん体験教室などや遊びでちょっとする場合であれば、
どこへ行っても同じなので構いませんよ。

また手びねりなどは影響が小さいと思います。

でもロクロは別です。

ロクロをしっかりと学びたいと言う方は、
先生選び、教室選びは慎重にして下さいね。

基礎ができるまでは、「慣れるより習う」です。

(確かに、基礎がしっかりとできた後であれば時間に比例して上手くはなるんですけどね。)

陶芸家の裏事情

なぜこの先生選び、教室選びが重要だと言うことが
ほとんど知られていないのでしょうか?

あまり言うと多くの先生を敵に回すので言いたくはないのですが・・・

それは、世間の陶芸教室の約8割は趣味の延長でやっているからなのです。

陶芸家には資格も要りません。

そのためとても人に教えられるレベルにはなっていない「先生」がたくさんいます。

数年趣味でやったというだけで簡単に教室を開く方。
学校を出ただけですぐに教室を開く方。

腕があれば全く問題はありませんよ。ですが・・・^^;


そこそこ有名でも作品は全然ダメ・・・

そんな陶芸家もいます。

もちろん反対に、無名の方でも立派な仕事をされている方もたくさんおられます。
腕があっても公募展に出されない方もいっぱいいます。

この世界はもう作品がすべて。
作品を見れば何の言い訳も通用しません。

ちなみに私も公募展にはほとんど出しません。他人に評価されたくないですし。

賞を取った作品を見て、「あ、俺の方が上やな。(笑)」と思えたらそれで満足なんです。

職人はそんなものです。本当はテレビにも出たくなかったし・・・。


正直、実際のところ、多くの教室はあなたの技術向上にはあまり興味がありません。

陶芸教室というのは生徒に教えることで生計を立てています。

だからあなたが上達して、辞められては困りますし、
万一独立なんかされたらライバルになってしまうでしょ?

つまり、あなたが上手くなり過ぎては困るのです。

あなたにずっと生徒でいてもらわなければならないからです。

ぶっちゃけ、陶芸家って貧乏ですから。(笑)

窯元を除いて、作品を作って売るだけで食べていける人は一握り。
あとは、陶芸教室の運営や講師など。
だから教室を持ってる方が大半。

陶芸教室の片手間に自分の作品を作っているのが現実なんです。

私が真実を言う理由

ではなぜ私が真実を言うのかって?

それは、陶芸を習っていたといって来られる方の多くが
変なクセを付けられていることに、もう耐えられなくなったから
です。

基礎が出来ていない先生が生徒を教える。
そしてその生徒がまた教室を開く・・・。


そうした悪循環になっている現状に危機感を覚えるからです。

それは業界全体のためにならないと信じるから。

だからこそ本来あまり人前には出たくない私が、
批判を覚悟でこの教材を発売するのです。

陶芸の基礎はそんなに難しいことでは無いし、時間が掛かるものでもない。
でもそのちょっとしたこと、職人には当たり前のことがあまりにも知られていない。

何が正しいのかわからなければ、作品の良し悪しを見分けることも出来ない。

このままなら陶芸というものが正当に評価されることも少なくなってしまいます。

窯元と陶芸教室の違い

それに、あと、私が真実を言えるのは窯元(かまもと)だからということもあります。

陶芸教室専門の所と窯元の違いはわかるでしょうか?

陶芸教室は先ほど言った通り生徒さんの授業料で成り立っています。
ですから生徒さんに「下手だ」なんて絶対に言いませんし、同業の批判もしません。

自分たちの首を締めること。藪蛇になることはしません。

生徒をおだてて粘土遊びを楽しんでもらう、これが主な仕事です。

でも窯元は陶器を作って売ることで成り立っています。
つまり陶芸教室をやっていてもそれは付属です。

だから真実を言ってもそんなに影響が無いのです。

(もちろん陶芸教室でもきちんと技術を教えてくれるところも
たくさんありますよ。念のため。)

つまり結局・・・陶芸が上手い、下手の違いとは?

陶芸が上手い=才能・センスがある、ではないことは今言った通りです。

結局のところ、今まで陶芸が上手いと言われていた方と
そうでは無い方との違いはたったひとつ。


 「良い師匠にめぐり逢えたか。


これなんです。

もっとはっきり言えば、


 「運が良かったか。


たったそれだけの違いだったのです。


つまり、


あなたの腕が上がらないのは単に先生が悪いから


  ・・・なんです。

(あー言っちゃった。こりゃ非難の嵐だな・・・)


「陶芸は難しい。」とは、
「陶芸の上手い先生を見つけるのが難しい。」と理解してください。

ということは、


誰でも、正しい指導の下、きちんとした段階を踏んでいけば陶芸は劇的に上達する


ということです。

ダメな教室とは?

現在教室に通われている方で、腕を磨きたいと思われているのに、


  [check] 先生があまり教えてくれない。

  [check] 聞かないと説明してくれない。

  [check] 説明がいい加減か、コツを出し惜しみする。

  [check] 質問自体気軽に出来ない。

  [check] なんか反りが合わない。

  [check] 先生の腕に疑問を持っている。

          ・
          ・

こういった不満を抱えている方は、教室を替えられた方がいいかもしれません。

特に多いのが、コツを出し惜しみする先生。
10のうち10をきちんと教えてくれず、3とか5しか教えてくれない方。

こういう先生は止めた方がいいですね。
技術以前の問題です。
常に自分の持てる技術のすべてを出してくれる先生を探してください。

ほとんどの教室が体験教室とか行っていますので
いろいろな教室を見られるのがいいと思います。

何度も言いますが、「陶芸の上達は先生選びに掛かっている
と言っていいぐらいすごく大切ですよ。初心者は特に。



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